【松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇アップル、41万円のヘッドセット発表か
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は17日、アップルがヘッドセットを年内に発表する見通しだと報じた。メタが1000ドル(約13万7500円)のクエストプロを発売したが技術的制約があり、アップルはそれを変えようとしているとしている。価格は3000ドル(約41万2000円)で、発売は早くても今年秋になる見通しと伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/apple-mixed-reality-headset-9213ac1b?mod=hp_lista_pos1)
◇ターゲット売り上げ横ばい、必需品しか買わない消費者
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は17日、消費者が生活必需品だけを購入する傾向があり、米小売大手ターゲットの四半期決算は売上高が前年同期比で横ばいだったと報じた。食品、飲料、洗剤など生活必需品の売上高は増加した一方、玩具や家電の売上高は急減したとしている。フィデルケ最高財務責任者(CFO)は、高金利と高インフレを背景に消費者が一段と慎重になっていると話したと伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/target-tgt-q1-earnings-report-2023-d66508c6?mod=hp_lead_pos3)
◇高齢化が財政圧迫、格付け会社が警告
英フィナンシャル・タイムズ紙は16日、世界で高齢化が進み財政を圧迫していると格付け会社が警鐘を鳴らしたと報じた。金利上昇が年金と医療コストに影響、ムーディーズ、S&P、フィッチがいずれも人口動態の変化が政府格付けに影響すると警告したとしている。S&Pは、対策を講じなければ、経済大国の約半分の格付けが2060年までにジャンク(投資不適格)級に下がるとの見通しを示したと伝えた。
(https://www.ft.com/content/f434c586-db1f-4d81-8b29-989db5c78f72)
◇若い米国人の死亡率、危険なペースで上昇
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は17日、堅調なペースで減少していた若い米国人の死亡率が危険といえる急激なペースで上昇したと報じた。2019~20年の1~19歳の米国人の死亡率は10.7%上昇、2021年はさらに8.3%上昇したとしている。自動車事故、殺人、自殺、薬物過剰摂取による死亡が増加、パンデミック(疾病の世界的流行)のメンタルへの影響も寄与したと伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/death-rate-children-teens-guns-drugs-54c604f4?mod=hp_lead_pos1)
◇沈没したタイタニック号、深海スキャンで全貌再現
英BBCは17日、1912年に沈没したタイタニック号の全貌が初めて再現されたと報じた。深海スキャン技術を使い、大西洋の3800メートル下に沈むタイタニック号の現在の姿を3Dでみることができるとしている。深海マッピングのマゼランとアトランティック・プロダクションがあらゆる角度から撮影した70万を超す画像で制作したと伝えた。
(https://www.bbc.com/news/science-environment-65602182)
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