【松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇米デフォルトに備える投資家、株式から中期国債へ
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は21日、米連邦債務問題が解決せず市場のボラティリティが高まると予想、投資家の一部が動きはじめたと報じた。リスクを軽減するため株式ファンドから資金を引き揚げ、短期債ではなく償還が数年後の国債購入を検討しているとしている。需要の高まりで、5年物国債の利回りは2年物国債利回りより0.5%超低い水準になったと伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/investors-seek-protection-in-case-of-debt-ceiling-debacle-759b266a)
◇混乱したバイデン大統領、階段転倒をなんとか回避
米ニューヨーク・ポスト紙は19日、広島で開催されたG7サミット(主要7カ国首脳会議)に出席したバイデン大統領が混乱した表情で階段を踏みはずしそうになったと報じた。岸田首相が紳士的にエスコートする必要があったとしている。80歳のバイデン氏は岸田首相と握手後、58歳の岸田夫人に対しボクサーのように拳を握る異様な姿勢でお辞儀をしたと伝えた。
(https://nypost.com/2023/05/19/biden-looks-confused-almost-falls-down-stairs-in-japan/)
◇2024年米大統領選、「第3の政党」候補も
米ニューヨーク・タイムズ紙は19日、米超党派の政治グループ「ノーラベルズ」が2024年大統領選に候補を立てる可能性が浮上したと報じた。中道グループが全米で立候補できる資金を調達、民主党の保守派ジョー・マンチン上院議員が最有力候補だとしている。共和党のトランプ前大統領の再選を恐れる民主党が新たな動きを警戒していると伝えた。
(https://www.nytimes.com/2023/05/19/us/politics/no-labels-president-manchin.html)
◇モルガンSのゴーマンCEO、来年退任へ
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は19日、米金融大手モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)が来年退任する意向を表明したと報じた。2010年にCEOに就任したゴーマン氏はウォール街で最も長く経営トップを続けた1人で、金融市場の上下変動を安定して切り抜けたとしている。後任として、ウェルス・マネージメント責任者のサパースタイン氏、法人担当のピック氏、投資運用担当のシムコウェイツ氏が候補になっていると伝えた。
(https://www.wsj.com/livecoverage/stock-market-today-dow-jones-05-19-2023/card/morgan-stanley-chief-says-he-expects-a-new-ceo-within-a-year-XCnNvLcopm6FlqUyDS4y?mod=hp_lead_pos4)
◇全米唯一のストリッパー労組、米ロサンゼルスで
AP通信は18日、ロサンゼルスのダンサーが米国で唯一のストリッパー労働組合を立ち上げたと報じた。ノース・ハリウッドのストリップ・クラブ「スターガーデン」のダンサーが労働環境の改善を求めて交渉を続けたが決裂、クラブ経営者が組合結成を容認したとしている。組合が正式に組織されれば、全米のエンターテインメント業界5万1000人超のメンバーを持つ労組に加盟すると伝えた。
(https://apnews.com/article/strippers-union-los-angeles-star-garden-4069df93b149076dc2e23a0bff16438b)
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