【松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇6月5日の米デフォルトあるか、債務上限引き上げ失敗なら
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は29日、議会が連邦債務上限引き上げに失敗した場合、資金が枯渇するとされる6月5日に米国がデフォルト(債務不履行)に陥るかは投資家次第と報じた。6月6日に1360億ドルの国債償還があるが、新規国債を売るロールオーバーに投資家が直ぐに応じない場合はデフォルトになる恐れがあるとしている。国債利払いは6月中旬までないと伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/could-the-u-s-default-on-june-5-it-depends-2341a695)
◇スペイン首相、解散総選挙をサプライズ表明
英フィナンシャル・タイムズ紙は29日、スペインのサンチェス首相が28日実施の統一地方選挙で与党の社会労働党が敗北したのを受け、7月23日に解散総選挙を実施すると表明したと報じた。野党の国民党が選挙の大勝を祝う中でサプライズの発表だったとしている。サンチェス首相は海外で政治家としての評価を上げた一方、国内は深く分断したと伝えた。
(https://www.ft.com/content/c9480e75-7acd-49a6-a97e-9af830ad4853)
◇トルコリラ対ドルで最安値、エルドアン大統領の再選で
英フィナンシャル・タイムズ紙は29日、トルコで28日に実施された決選投票でエルドアン大統領が再選を果たしたことを受けトルコリラが対ドルで過去最安値を更新したと報じた。エルドアン大統領の統治が30年目に入ることを懸念、年初から7%超下落していたトルコリラが売られたとしている。モルガン・スタンレーのアナリストは、インフレ抑制を優先し市場に友好的な政策を実施しない限りトルコリラはさらに下落するリスクがあるとコメントしたと伝えた。
(https://www.ft.com/content/246951b4-1bcd-4144-a9c9-33f9f6c3e107)
◇違反なら死刑も、ウガンダで反同性愛法が成立
米ワシントン・ポスト紙は29日、アフリカ東部のウガンダで厳格な反同性愛法が成立したと報じた。反同性愛行為に対し終身刑が科せられ、「加重同性愛行為」は死刑になるとしている。国際人権団体が非難したが、大統領が法案に署名したと伝えた。
(https://www.washingtonpost.com/world/2023/05/29/uganda-anti-homosexuality-law-lgbtq/)
◇米アイオワ州6階建て集合住宅半壊、8人を救出
米CNNは29日、アイオワ州ダベンポートで28日午後に6階建て集合住宅の一部が崩壊、救助活動が続いていると報じた。瓦礫から8人が救出されたものの、何人が取り残されているか不明だとしている。半壊により大規模なガス漏れが発生、水も漏れていると伝えた。
(https://www.cnn.com/2023/05/29/us/davenport-iowa-building-collapse/index.html)
◇大谷翔平、移籍先候補にレッドソックスも
米スポーツ・イラストレーテッドは29日、ロサンゼルス・エンジェルスの二刀流、大谷翔平がボストン・レッドソックスに移籍するかもしれないと報じた。オフシーズンに規制なしのフリーエージェントになるとの噂が絶えない中、ニューヨーク・メッツやロサンゼルス・ドジャースに加えレッドソックスが移籍先候補に加わったとしている。可能性は高くないものの、注目したいと伝えた。
(https://www.si.com/mlb/red-sox/news/shohei-ohtani-to-red-sox-boston-reportedly-potential-player-in-superstar-sweepstakes-pat3)
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