【松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇年俸21億円超えも、バンカーより稼ぐスター弁護士
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は22日、ウォール街ではバンカーより弁護士の方が稼いでいると報じた。大手金融のマネージング・ディレクターの報酬は20年前とほとんど変わっておらず100万~200万ドル(約1億4300万~2億8600万円)だが、大手弁護士事務所のパートナーの年俸は300万ドル程度(約4億2900万円)としている。一部のスーパースター弁護士の年俸は1500万ドル(約21億4500万円)を超えると伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/on-wall-street-lawyers-make-more-than-bankers-now-ae8070a7?mod=hp_lead_pos1)
◇5人全員死亡したとみられる、タイタニック号潜水艇ツアー運航会社
米AP通信は22日、タイタニック号探索ツアーの潜水艇「タイタン」に乗船した5人全員が死亡した可能性があると報じた。タイタンを運航したオーシャンゲート・エクスペディションズが「死亡したとみられる」と声明で発表したとしている。18日に出発したタイタンには約4日分の酸素があると推定されていると伝えた。
(https://apnews.com/article/missing-titanic-submersible-updates-6255308420cb542fab287224c3e9b1c1)
◇破片を発見、タイタニック潜水艇の酸素途絶えた恐れ
米ワシントン・ポスト紙は22日、無人海中探査機がタイタニック号の残骸付近の海域で探索ツアーの潜水艇の破片を発見したと報じた。米沿岸警備隊が発表したもので、専門家が分析しているとしている。潜水艇出発から96時間が経過し酸素が途絶えた恐れがあるなか、沿岸警備隊は捜索と救助の活動を続けると伝えた。
(https://www.washingtonpost.com/nation/2023/06/22/titanic-sub-missing-titan-update/)
◇妻はタイタニック号乗客の子孫、潜水艇操縦のラッシュCEO
米ニューヨーク・タイムズ紙は21日、豪華客船タイタニック号を探索中に消息が途絶えた潜水艇を操縦しているオーシャンゲートのストックトン・ラッシュ最高経営責任者(CEO)の妻ウェンディさんは1912年に沈没したタイタニック号で死亡した夫婦の子孫だと報じた。ウェンディさんは、タイタニック号のファーストクラス船客で米百貨店メイシーズの共同経営者だったイシドール・ストラウスさんと妻アイダさんの玄孫(やしゃご)にあたるとしている。
(https://www.nytimes.com/2023/06/21/us/wendy-stockton-rush-titanic-missing-submersible.html)
◇結婚しないインド首相、親族めぐる汚職拡大を回避
米ワシントン・ポスト紙は22日、訪米したインドのモディ首相は独身を通していると報じた。親族が絡む政界汚職が多いインドで、独身の政治家は攻撃を受けにくいとの指摘があるとしている。ラフル・ガンジー氏をはじめ結婚しないインドの政治家は多いと伝えた。
(https://www.nytimes.com/2023/06/22/world/asia/india-modi-single-politicians.html)
◇中国が米大使にデマルシェ送付、バイデン氏の「独裁者」発言めぐり
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は22日、中国政府がバーンズ米大使を呼び出しバイデン大統領の発言を正式抗議したと報じた。バイデン大統領が、習近平国家主席は中国のスパイ気球を知らなかったと発言、習主席を独裁者とも呼んだとしている。バイデン氏発言後に外交上の正式抗議で使われる「デマルシェ」が送付されたと伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/china-lodges-protest-over-bidens-dictator-remark-7389b94b?mod=hp_lead_pos1)