QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証グロースに7月5日新規上場する、ブリーチ（9162）の概要を紹介します。

中小・中堅企業が主要顧客、化粧品・日用品などに強み

広告配信を主としたマーケティング支援事業を手掛ける。初期費用やコンサルティング料を受け取らず、新規顧客獲得などの成果に応じて報酬を受け取る「レベニューシェア型」の報酬体系が特徴だ。報酬単価を事前に設定・合意するため、顧客企業は費用の見通しを立てやすい。マーケティング予算が限られる中小・中堅企業を中心に、幅広い企業の支援を担う。得意とする商品分野は化粧品、日用品、機能性表示食品、美容サロン、金融サービスなど。

独自のデータを基にしたマーケティング戦略の構築から広告制作、運用まで、支援機能のほぼ全てを内製化している。広告の出稿先はLINEやヤフーなどのウェブメディア。特に、広告表示回数が多くクリック単価の安い「ディスプレー広告」に強みを持つ。広告から一般消費者に購買や申し込みを促し、新規顧客の獲得につなげる。

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