【日経QUICKニュース(NQN)】みずほフィナンシャルグループ(8411)は29日、個人投資家(リテール)向けに2本立て債の発行条件を決めた。いずれも実質破綻時免除特約と劣後特約がつく。2本とも年限は10年で、そのうち1本に6年目以降の期限前償還条項(NC、ノンコール)がつく。発行総額は2380億円。格付けは格付投資情報センター(R&I)から「シングルAプラス」、日本格付研究所(JCR)から「シングルAプラス」を取得する。主な条件は以下の通り。
◎10年債
・発行額=950億円
・表面利率=1.412%
・発行価格=100円
・申込期間=29~7月12日
・払込期日=7月13日
◎10年債(6年目以降の期限前償還条項付き)
・発行額=1430億円
・表面利率=当初5年1.015%
6年目以降は5年国債金利+0.950%
・発行価格=100円
・申込期間=29~7月12日
・払込期日=7月13日
(注)NC期間が終わってからの利率は、スプレッドから決まる利回りがマイナスになった場合、ゼロ%となる。