【日経QUICKニュース(NQN) 椎名遥香】日銀が3日公表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、1年後の物価や販売価格の見通しが3年ぶりに前期比で低下した。値上げのピークアウトを示唆し、2023年度半ばにかけてインフレが減速するとの日銀の見方を裏付ける内容と言えそうだ。市場では、金融政策を判断する日銀の様子見姿勢を後押しする内容だと受け止められた。
1年後、3年後、5年後の販売価格見通し(現状の水準と比べた上昇率)はそれぞれ3.0%、3.8%、4.4%と軒並み前回3月調査から低下した。低下するのは、いずれも20年6月以来12四半期ぶり。物価全般の見通し(前年比上昇率)は1年後と3年...
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