【日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一】新型コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻で鬱々とさせられ、もう悲観論はまっぴらだと感じている読者は多いはずだ。禍福はあざなえる縄の如し、か。
筆者が前職の証券マン時代、ある国に日本の鉄鋼株を紹介に訪れたところ、見向きもされず、こう言われたことがある。「なぜ、ソフトバンクや富士通の話をしないのか」。1999年のことだ。
■「ラスト・バブル」の2つの特徴
歴史上、金融危機が起きると逆にバブルが膨らむのはよくあることだ。2023年も例外ではないのかもしれない。3月の米地銀破綻をきっかけに、金利が下がり、投資マネーが株式市場に流れ込んだ。
「...
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