QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証スタンダードに7月26日新規上場する、テクニスコ(2962)の概要を紹介します。
主力は半導体レーザー向けヒートシンク製品
電子部品の発する熱を吸収・放熱して性能の低下や故障を防ぐ「ヒートシンク製品」や、電子デバイスの機能を高める精密ガラス製品を製造販売する。なかでも高出力半導体レーザー(LD)装置向けの高性能ヒートシンク製品が主力だ。
ヒートシンク製品はLDのほかパワー半導体、MPU(超小型演算処理装置)などに組み込む構成部品。ガラス製品は主にセンサーやモバイル機器、バイオ・医療用のデバイスに使う。1つの製品の製造の中で「切る・削る・磨く・メタライズ・接合」のうち2つ以上の加工を組み合わせる技術を持つことが強みだ。納期の短縮や品質向上につながる。
産業機器をはじめ自動車、光・無線通信、生命科学、航空宇宙、環境エネルギーなど多業種の顧客と取引実績がある。製造拠点は広島工場を中心に、中国とシンガポールにある。セラミック材料の加工製品や、ガラスやセラミック加工に使うダイヤモンドツールも扱っている。
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