【日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一】米連邦準備理事会(FRB)が1年余りで政策金利を5%も上げたのに、なぜ米株は強いのか。理由は一目瞭然だ。財政拡大が続いているからだ。しつこいインフレの要因でもある。同時に足元でドルが急落に転じた。これは危険な兆候だ。
■歩調合う株価と財政赤字、民間に流れる利払いマネー
新型コロナ対策の財政支援プログラムが発動された2020年4月以降、21年3月まで米連邦政府の財政赤字は急拡大し、その後、22年7月にかけていったん縮小したが、足元では再び拡大に転じている。米株は歩調を合わせるように、「赤字拡大=上昇」、「赤字縮小=下落」というリズムを刻...
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