【日経QUICKニュース(NQN) 末藤加恵】31日の東京株式市場でファナック(6954)株が逆行安を演じた。28日に2024年3月期の連結純利益を大幅に下方修正し、業績低迷を嫌気する売りに押された。景気が停滞する中国で需要が低迷し、在庫調整が長引く。工場稼働率が低調で、営業利益率の低下も目立つ。株価再浮上には足元で稼ぎ頭となりつつあるロボット部門の収益力改善が欠かせない。
31日の取引でファナック株は売り気配で始まった。日経平均株価が500円超上昇するなかで同社株は急落し、前週末比432円(9.2%)安の4257円まで下げる場面があった。1月以来半年ぶりの安値水準となる。31日午前の東京市...
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