三井住友トラスト・アセットマネジメントが7月31日に新規設定した「半導体関連 世界株式戦略ファンド<愛称:半導体革命>」が、当初設定額で560億円を集めた。今年新規設定した国内公募投資信託(上場投資信託=ETF=を除く、償還済みを含む)で2番目の大きさ。SMBC日興証券1社で販売した。
同ファンドは世界の半導体関連企業の株式に投資する。市場シェアが大きく事業基盤が強固な「リーダー企業」、大手企業が参入しにくいすきま的な市場に特化した「ニッチトップ企業」、新技術や製品などを強みとする「新世代企業」の3タイプに着目し、銘柄を選定する。
今年の当初設定額ランキング(7月31日時点)の1位は国内株式型で、野村アセットマネジメントが1月に設定した「(早期償還条項付)リオープン・ジャパン2301」の1047億円(7月24日に早期償還済み)。上位10本中4本は、信託期間内に満期を迎える債券や転換社債に投資して各債券の満期日まで保有する「持ち切り運用型」だった。