野村アセットマネジメントが21日に新規設定した「野村マッコーリー・プライベート・インフラ・ファンド」が、当初設定額で851億円を集めた。今年最大かつ、2023年1月に設定した「(早期償還条項付)リオープン・ジャパン2301」(23年7月償還済み)の1047億円以来の大きさだった。野村証券が1社で販売した。
同ファンドはインフラ投資大手の豪マッコーリー・アセット・マネジメントが運用する外国投資法人を通じて、世界各国の非上場インフラ企業の株式に投資する。非上場インフラ株に投資する公募投信は国内で初めて。最低投資金額は500万円で、分配は年4回実施する。なお、買い付けや売却をする際には申し込みから購入・換金価格の決定および受け渡しまで数カ月かかる。