【NQNニューヨーク=稲場三奈】今週(8月7~11日)の米株式相場は方向感を探る展開になりそうだ。10日には7月の米消費者物価指数(CPI)が発表される。上昇率が鈍化しインフレ減速を示す内容であれば、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを続けるとの観測が後退して株式相場を支えそうだ。一方、金利の上昇が株式市場の投資家のリスク回避姿勢につながる展開には注意が必要だ。 先週のダウ平均は393ドル下落 前週のダウ工業株30種平均は393ドル下落した。米国債の格下げを受けた投資家心理の悪化や米長期金利の上昇が株式相場の重荷となった。このところの米経済指標ではインフレ鈍化の傾向がみられる。ただ7月の...

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