【NQN香港=須永太一朗】香港株が「割安疲れ」とも言える状況に陥っている。株価指標は長期の目線で資金を振り向ける好機にあることを示すが、中国景気や、不動産業界の経営問題などをきっかけにした金融システムリスクへの不安は根強く、「大口顧客」の海外投資家の買い意欲が高まらない。株価指標を根拠に香港株投資をアピールしたい地元の金融関係者の悩みは深まっている。
■米投資家、香港株に厳しい反応多く
「香港株を売り込んでも、厳しい反応ばかり。割安さをアピールし続けるのもつらかった」。7月に米国各地の機関投資家を訪問した、大手証券の香港拠点幹部は肩を落とす。
米国では「Emerging ex China...
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