【日経QUICKニュース(NQN)】米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は8月25日、米国で開いた経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演し「適切なら、さらに利上げをする用意がある」と述べた。この発言を受け、金融市場では米国の利上げについて「打ち止め」予想が急速に後退し、「9月はスキップして11月に利上げ」の予想が逆転した。 米金利先物の値動きから将来の米政策金利を探る「Fedウオッチ」では、25日のパウエル氏の講演を終えた時点で、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)後は「5.25~5.5%」の予想の確率が80%、「5.5~5.75%」が20%となった。現行の政策金利は「5....
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