QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証グロースに9月12日新規上場する、ライズ・コンサルティング・グループ(9168)の概要を紹介します。
人材の採用・育成に注力、投資ファンド傘下
デジタルトランスフォーメーション(DX)推進をはじめ幅広い領域の経営コンサルティングを手掛ける。コンサルタント人材の採用と育成に注力し、高い稼働率と徹底したコスト管理が強みという。香港系の投資ファンドCLSAキャピタルパートナーズ傘下で日本の中堅企業に投資するファンド「サンライズ・キャピタル」が株式の9割近くを保有する。
顧客の求める報告書を作成するだけでなく、客先に常駐して課題解決に関与する「ハンズオン」型のコンサルを得意とする。金融、製造、流通など様々な業界を対象に戦略策定や業務改革、IT導入などを支援する。大手IT企業に対してブロックチェーンを活用したプラットフォームビジネスの実行を支援した事例などがある。
高品質なサービス提供のため、能力の高い人材を厳選して採用・教育する。特定の担当領域に固定しない「One Pool制」が特徴で、1人のコンサルタントが様々な分野の案件に対応可能。コンサルタントの稼働率は直近2期がともに96%、2024年2月期も90%を見込む。
前身となる会社が2010年に設立。20年、LBO(借り入れで資金量を増やした買収)によってサンライズ・キャピタルの傘下に入った。今回の上場にあたりサンライズなどが保有株の一部を売り出す。
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