【日経QUICKニュース(NQN) 佐藤梨紗】足元の外国為替市場では主要3通貨のなかでユーロの強さが目立つ。域内のインフレ高止まりで欧州中央銀行(ECB)の金融引き締め継続が意識され、ユーロは対ドル、対円ともに買いが優勢となっている。8月月間の騰落率を振り返るとユーロは円より強く、ドルより弱かった。インフレ圧力の根強さの一方で景気悪化の懸念もあり、ECBが難しいかじ取りを迫られるとの見方を映す値動きだった。
30日の海外市場ではユーロは対円で1ユーロ=159円76銭近辺と2008年8月以来およそ15年ぶりの高値をつけた。対ドルでも買われ、1ユーロ=1.0945ドル近辺へ上昇した。...

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