【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】8月末の外国為替市場で日本時間23時ごろに円相場が短期的に大きく動くケースが続いた。8月は日米金利差が広がった状態が長引くとの思惑から円の売り持ち高が積み上がった。そのポジション解消に加え、月末特有の「リバランス」に絡んだ円買い・ドル売りも膨らみ、円高方向への反動が増幅しやすかったようだ。
8月29日の日本時間23時前後。それまで1ドル=147円台に下げていた円は急速に値を戻し、最終的には145円台まで反発した。この日は米国で発表の7月の雇用動態調査(JOLTS)が予想外の低水準となり、米長期金利が低下して円買い・ドル売りが優勢とな...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題