【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】外国為替市場で緩やかな円安・ドル高が進む。後押しするのは値幅(高値と安値の差)の縮小だ。値動きがある程度落ち着いていれば、円を売ってドルなど高金利通貨を買い持ちにし、内外金利差を着実に稼いでいく「キャリー取引」をしやすくなる。相場が一定の落ち着きを保つと、キャリー取引が緩やかな円安・ドル高を促すという循環をもたらす。
円の対ドル相場の週間値幅は8月28日~9月1日の週が2円86銭で、今週は7日までの4営業日で1円87銭にとどまる。値幅が5円を超える週もあった7月から縮小傾向となっている。週間単位では振れもあるため、トレンドを見極めるため...

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