QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証グロースに10月4日新規上場する、キャスター(9331)の概要を紹介します。
「時間単位」で業務受託、従業員の99%がフルリモート
秘書や経理、人事、顧客サポートなどの業務を同社に所属するリモートワーカーが請け負うビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)事業を手掛ける。人数ではなく時間単位でサービスを提供するため費用が安く、人手不足の中小企業を中心に利用が進んでいる。
主力は「WaaS(ワークフォース・アズ・ア・サービス)事業」だ。受注した業務に適切な人員を割り当て、必要な時間だけ提供する。バックオフィス業務を代行する「CASTER BIZシリーズ」は月30時間、6カ月から契約可能だ。主に大企業向けだった従来のBPOとは異なり、中小企業や個人事業主でも利用しやすい。月20時間でより安価なサービスもある。
リモートワーカーと企業をマッチングする人材派遣・職業紹介サービスや、リモートワークに特化した求人メディアも手掛ける。2022年9月以降、ドイツやアラブ首長国連邦(UAE)でもサービスを始めた。
14年に東京都で設立し、19年に本社を宮崎県西都市に移した。約800人いる従業員(臨時従業員含む)の約99%がフルリモートワークで働く。顧客企業は累計約4100社で、うち8割以上が中小企業という。
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