【QUICK Market Eyes 川口究】アナリストによる主要企業の業績予想の変化を示すQUICKコンセンサスDI(QCDI)は、金融を含む全産業ベース(9月末時点)でプラス15と前月(プラス6)から9ポイント改善した。改善は6カ月連続で、2022年8月以来の水準を回復した。製造業は10ポイント改善したプラス13、非製造業は10ポイント改善のプラス19だった。米金融引き締め長期化観測で円安が進んだほか、インバウンド(訪日外国人)の増加でアナリストの見通しが改善したもよう。銘柄数の内訳は「強気」銘柄は145銘柄、「変化なし」は174銘柄、「弱気」銘柄は86銘柄だった。 業種別でみると算...
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