【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】財務省が10月11日に実施した5年物国債入札は「無難」な結果だった。10月末に日銀の金融政策決定会合を控え、投資家は応札に慎重な姿勢で臨むとの警戒感もあった。そのなかで政策金利の影響を受けやすいとされる5年債への需要が確認できたことは何を意味するか。「日銀のゼロ金利政策の解除はまだ先」とのシナリオが引き続き優勢であることを示している公算が大きい。
今回の5年債(新発162回、表面利率0.300%)入札は、最高落札利回りが0.3340%だった。最低落札価格は99円83銭と日経QUICKニュース社がまとめた市場予想の中心と一致し、応札額を落札額で割っ...
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