【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】債券市場で日銀の大規模緩和の正常化は緩やかになるとの織り込みが進んでいる。マイナス金利解除が迫っているとして2年物国債利回りは上昇(債券価格は下落)している。一方、急速な利上げはないとの予想から10年債利回りは落ち着いた動きをみせている。
■直近堅調なのは2年金利の上昇
21日の債券市場で長期金利の指標となる新発10年債利回りは0.725%で推移している。新発2年債は0.150%で、両者の金利差(スプレッド)は0.575%となっている。このところの推移をみると、昨年11月1日(0.795%)をピークに縮小傾向にある。
スプレッド縮小は2つ...
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