三井住友DSアセットマネジメントが23日に新規設定した「ドナルド・スミス米国ディープバリュー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」が、当初設定額385億円を集めた。2023年に新規設定した国内公募投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)の中で、5番目の大きさ。為替ヘッジをする「Aコース」の当初設定額は18億円だった。2本とも野村証券1社で販売した。
同ファンドは米国上場株式のうち、企業の本源的価値に比べて株価が割安で投資魅力度が高い銘柄に投資する。
10月23日時点で、今年の当初設定額1位は、野村アセットマネジメントが設定した「(早期償還条項付)リオープン・ジャパン2301」の1047億円(7月24日に早期償還済み)。上位10本中4本は債券や転換社債に投資する「債券持ち切り運用型」だが、国内株式や先進国を中心とした株式に投資するファンドにも投資家は関心を寄せている。