【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】26日の東京外国為替市場で円相場は一時1ドル=150円48銭近辺と約1年ぶりの安値圏に沈んだ。米金融引き締めの長期化観測が円売り・ドル買いを促す大きな構図は特に変わっていないが、今月に入ってからは日米金利差との連動が薄くなっているのも目立つ。米国の5年物国債利回りなどの変動に自動的に反応するコンピューター取引がすっかり鳴りを潜めているためだ。
9月までは日米金利差の拡大と円安・ドル高の進行は歩調を合わせていた。「米金利の上昇はドル買い」とプログラミングされたコンピューター取引が活発に作動し、円安・ドル高を促してきた。
と...

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