【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】外国為替市場で円の対ドル相場の動きが鈍った。10月は26日までの月間の値幅(高値と安値の差)が前月から大きく縮小し、このままだと1年8カ月ぶりの小ささにとどまることになる。週明けには日銀の金融政策決定会合が控え、その直後には米連邦公開市場委員会(FOMC)もある。円相場の落ち着きは、嵐の前の静けさかもしれない。
10月の月間値幅は26日時点で3円48銭と9月の5円27銭から大きく縮小している。下旬にロシアによるウクライナ侵攻が始まった2022年2月(2円18銭)以来の小ささだ。
円は26日に1ドル=150円78銭まで下落し、1年ぶ...

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