【松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇バフェット氏率いるバークシャー、手元資金は過去最高の23兆5000億円
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は4日、米投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイの手元資金が過去最高の1572億ドル(約23兆5000億円)に達したと報じた。第3四半期(7~9月)末の手元資金は前期末の1474億ドルから増加、主に米短期国債で保有しているとしている。株式相場の低迷が影響し、第3四半期の最有損益は赤字だったと伝えた。
(https://www.wsj.com/finance/stocks/warren-buffetts-berkshire-hathaway-sits-on-record-157-billion-cash-pile-3777dd4b?mod=hp_lead_pos6)
◇100年超す禁固刑も、FTX創業者に有罪判決
米CNBCは4日、暗号資産(仮想通貨)交換所FTX創業者で前最高経営責任者(CEO)のサム・バンクマンフリード被告に100年を超す禁固刑が言い渡される可能性があると報じた。米ニューヨーク州連邦地裁の陪審は7つの罪すべてについて有罪と判断したとしている。量刑は来年3月28日に言い渡されると伝えた。
(https://www.cnbc.com/2023/11/04/sam-bankman-fried-sentence-could-be-100-plus-years-or-mere-decades.html)
◇ベゾス氏、シアトルからマイアミに移住計画
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は3日、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏が30年近く住んだシアトルを離れ、マイアミに移住する計画だと報じた。1982年に高校を卒業したマイアミに両親が戻ったとインスタグラムに投稿したとしている。ベゾス氏率いる宇宙飛行のブルーオリジンもフロリダ東部のケープ・カナベラへの移転を加速していると伝えた。
(https://www.wsj.com/business/amazon-founder-jeff-bezos-sets-move-to-miami-after-decades-in-seattle-441fae8d?mod=hp_lead_pos3)
◇スターバックス、30年までに新店舗1万7000カ所
米アクシオスは3日、スターバックスが2030年までに1万7000の新店舗を開店する計画だと報じた。世界の店舗数は5万5000に増えるとしている。年1000店舗を改装、パートナー企業を増やしてリワード会員を倍増する計画も発表したと伝えた。
(https://www.axios.com/2023/11/03/starbucks-coffee-stores-opening-reinvention)
◇シティ、デジタル明細拒否ならアプリをブロック
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は3日、シティグループがクレジットカードの一部の顧客に対しオンライン明細を拒否すれば、アプリが利用できなくなると警告したと報じた。シティは環境対策と経費節約のため、長年に渡り明細のペーパーレス化を進めてきたとしている。警告した顧客は少人数で、紙の明細発行を当面続けると伝えた。
(https://www.wsj.com/personal-finance/citibank-customers-paper-statements-be6b8a3c?mod=hp_lead_pos5)
◇海運大手マースク1万人削減、今後2年需要低迷見通し
英フィナンシャル・タイムズ紙は3日、コンテナ海運世界2位のデンマークのAPモラー・マースクが少なくとも1万人を削減する計画だと報じた。新型コロナウイルス流行によるブームが終わり、需要減に業界が直面したとしている。ビンセント・クラーク最高経営責任者(CEO)は、海運の厳しい環境が今後2年続く見通しを示したと伝えた。
(https://www.ft.com/content/a73e1033-ee56-461e-89dc-80b82d30d0a1)
◇年30億円の2次使用権収入、「フレンズ」の故マシュー・ペリーさん
米CNBCは3日、54歳で死亡した人気コメディ「フレンズ」のチャンドラー役で知られるマシュー・ペリーさんに番組の2次使用権料として年2000万ドル(約30億円)の収入があると報じた。今後はペリーさんの名前を冠した慈善団体に支払われるとしている。
(https://www.cnbc.com/2023/11/03/matthew-perry-made-millions-in-friends-residuals-what-happens-now.html)