QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証スタンダードに11月16~22日のいずれかの日に新規上場する、Japan Eyewear Holdings(5889)の概要を紹介します。
高級メガネ2ブランドを展開 IPO日程柔軟化の初案件
メガネ製造販売の金子眼鏡(福井県鯖江市)と同業のフォーナインズ(東京・世田谷)が2021年に経営統合し設立した持ち株会社。国内発の高級メガネブランドグループとして国内外で事業拡大を図っている。
傘下の金子眼鏡グループはメガネ産地として有名な福井県鯖江市に自社工場を3つ持ち、年間約9万本を生産。企画・デザインから製造、販売まで一貫して手掛けるのが強みだ。職人の伝統製法と機械製造の組み合わせで品質を高め、クラシックなデザインを中心に使用者の年齢・性別を問わない商品構成としている。売り上げの約9割は直営店を通じた小売り。直営店は主要都市部など国内77、フランス2、中国1の計80店舗ある(23年9月末現在)。
フォーナインズグループは卸と小売りの売り上げがほぼ半分ずつ。モダンなデザインが特徴で40~50歳代の男性が主な顧客だ。直営店は国内12、シンガポール1の計13店ある。
国内証券市場では10月から新規株式公開(IPO)の公開価格や上場日程を決めるルールが変わった。同社は上場日を柔軟に設定できる新ルールを適用した第1号案件となる。上場日は11月16~22日のいずれかの日で、4営業日前までに決定する。
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