【松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇PE大手TPG、フロリダで民泊事業参入
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は7日、米プライベートエクイティ大手TPGが米フロリダ州でエアビーアンドビーのような短期賃貸サービス向けの住宅を積極的に購入していると報じた。規模が大きい投資会社が民泊向け住宅を購入するのは稀だとしている。フロリダで成功すれば、民泊事業を拡大する方針だと伝えた。
(https://www.wsj.com/finance/investing/your-next-airbnb-host-could-be-a-private-equity-firm-b2b96f5c?mod=hp_lista_pos2)
◇PE大手カーライル、資金調達難で人員削減へ
英フィナンシャル・タイムズ紙は7日、米プライベートエクイティ大手カーライルが経費を抑えるため人員削減を検討していると報じた。シュワルツ最高経営責任者(CEO)は、資金調達が「残念な結果」だったとして、コスト削減で多くの仕事があると述べたとしている。米国の買収チームと資金調達部門を追加削減、欧州とアジアも削減対象にするが、全体の削減規模は明らかにしなかったと伝えた。
(https://www.ft.com/content/366dacfa-060e-47a1-909f-b46b0afe24d5)
◇自動車メーカー各社、需要低迷でEV値下げ
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は7日、自動車メーカー各社が電気自動車(EV)を値下げしていると報じた。現代自動車とフォード・モーターは今月最大で7500ドル(約113万円)値下げ、他メーカーは安価なリースや低金利を提供しているとしている。需要低迷を背景に在庫を処分する狙いだと伝えた。
(https://www.wsj.com/business/autos/ev-makers-turn-to-discounts-to-combat-waning-demand-3aa77535?mod=hp_lead_pos3)
◇ステンランティス、ガソリンエンジン搭載の電気トラック計画
米CNBCは7日、自動車メーカー大手ステランティスがガソリンエンジンを搭載した新型の電気ピックアップトラックの生産を計画していると報じた。ラム1500ラムチャージャーは、電気自動車(EV)のバッテリーが切れた後、3.6リッターのV6エンジンが稼働するとしている。
(https://www.cnbc.com/2023/11/07/new-ram-pickup-ev-has-gas-powered-electric-generator.html)
◇大谷翔平、FAで12球団の争奪戦か
米ニューヨーク・タイムズ傘下のアスレティックは7日、米野球大リーグでフリーエージェント(FA)になった大谷翔平の獲得に12球団が乗り出す可能性があると報じた。2024年の最優秀指名打者の1人で、25年から投手としての活躍も期待できるとしている。夏に10球団の争奪戦になると予想したが、ロサンゼルス・エンジェルスとニューヨーク・ヤンキースも候補になったと伝えた。
(https://theathletic.com/5037680/2023/11/07/ohtani-free-agency-top-12-fits/)
◇ポルトガル首相が辞任、リチウム採掘めぐる汚職疑惑めぐり
英フィナンシャル・タイムズ紙は7日、ポルトガルのアントニオ・コスタ首相が汚職疑惑をめぐり辞意を表明したと報じた。首相首席補佐官が拘束され、インフラ担当相が容疑者に指定された後に辞任したとしている。欧州の電気自動車(EV)業界に原料を提供するリチウム採掘プロジェクトをめぐる不正疑惑を検察が捜査していると伝えた。
(https://www.ft.com/content/928a5144-749a-4e21-b52d-c01c5d52a46c)