【松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇ストリップにわいせつ写真、米FDICのみだれた環境
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は13日、米連邦預金保険公社(FDIC)の職場環境がみだれていると報じた。幹部がストリップ・クラブに職員を誘い、上司が部下と性的関係、業務時間中の酒盛り、男性審査官が女性職員に自身の陰部の写真を送信するなど、国内銀行の安定を担う連邦政府機関で性的ハラスメントが横行しているとしている。苦情が多いにもかかわらず、問題視された男性職員全員は依然勤務していると伝えた。
(https://www.wsj.com/us-news/fdic-toxic-atmosphere-strip-clubs-lewd-photos-boozy-hotel-12c89da7?mod=hp_lead_pos7)
◇アマゾン、ゲーム部門180人超を削減へ
米CNBCは13日、アマゾンがゲーム部門の180人超を削減すると報じた。経費削減のためゲーム事業を見直し、ゲーム成長戦略を停止するとしている。昨年秋以降に2万7000人をレイオフ(一時解雇)、アマゾン創業以来最大の削減規模だと伝えた。
(https://www.cnbc.com/2023/11/13/amazon-cuts-more-than-180-jobs-in-gaming-division.html)
◇米不動産手数料に下押し圧力、最も人気の職業の1つ
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は13日、米国で最も人気の職業である不動産仲介業が変わりそうだと報じた。売買手数料を意図的に押し上げているとの先月の裁判判決を受け、160万人いる全米の不動産エージェントの手数料収入が大幅に下がる可能性があるとしている。金利上昇と在庫不足の影響を受ける不動産業者は新たな向かい風に直面すると伝えた。
(https://www.wsj.com/lifestyle/careers/realtor-career-real-estate-industry-3b1dcf41?mod=hp_lead_pos1)
◇キャメロン元英首相が外相で復帰、ブレーバーマン内相は解任
英フィナンシャル・タイムズ紙は13日、スナク英首相がキャメロン元首相を外相として政治の最前線に復帰させ、問題発言のブレーバーマン内相を解任する大胆な人事を発表したと報じた。ブレグジット(英国の欧州連合離脱)国民投票を受けた2016年の辞任後に政治的活動がなかったキャメロン元首相を起用したのは大きな驚きだったとしている。
(https://www.ft.com/content/36a8752c-b73e-4197-94c1-e657d1a65160)
◇エクソン、EV電池向けリチウム生産参入へ
米CNBCは13日、米石油大手エクソンモービルが電気自動車(EV)バッテリー向けリチウムの主要サプライヤーを目指すと報じた。アーカンソー州南部の12万エーカーの権益を取得、2027年にもリチウム生産を開始するとしている。2030年までにEV100万台分の電池向けリチウム提供を目指すと伝えた。
(https://www.cnbc.com/2023/11/13/exxon-to-produce-lithium-for-electric-vehicles-in-arkansas.html)
◇米有権者のわずか14%、バイデン政策で家計改善
英フィナンシャル・タイムズ紙は13日、バイデン大統領の就任後に家計が改善したと考える米有権者がわずか14%しかいなかったと報じた。米ミシガン大学ビジネススクールとの月次調査で、70%近くがバイデン大統領の経済政策は経済に打撃、もしくは効果がないと答えたとしている。82%は家計への影響が最も大きいのは価格上昇と考えていたと伝えた。
(https://www.ft.com/content/3a803776-084c-403a-b9fd-7269d9e6f8dd)