【日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一】円相場の歴史的な安値更新が迫っている。岸田文雄政権の支持率急落は「円安政策」に対する世論の批判にほかならない。岸田氏は早晩、外資による投資促進のための円安および賃上げとインフレの好循環を回すための金融緩和を二大看板とするキシダノミクスの撤回に追い込まれる可能性がある。
SNSで話題になった1枚のグラフを見てほしい。岸田政権発足以降の内閣支持率(日経調査)と円の対ドル相場の推移を、円相場を2カ月先行させた形で示している。きれいに「円安=支持率低下」という関係がみてとれる(円相場は下に行くほど円安を意味する逆目盛り)。支持率と円相場の...
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