【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】外国為替市場で円の「過小評価」がなかなか収まらない。今週は米国でインフレ鈍化や景気減速を意識させる経済指標の発表が相次ぎ、米金利とドルの先高観は後退した。だが、円相場の戻りは今のところ1ドル=150円台前半までにとどまる。「低金利の円は売るもの」との雰囲気はなおも支配的で、対ユーロなどでのドル安と歩調をあわせた円売りが続いている。
先週は円の対ユーロ相場が16日に一時1ユーロ=164円30銭台と2008年8月以来の安値をつけたほか、対スイスフランでは初の1スイスフラン=170円台をつけた。足元ではやや値を戻しているものの、円の先安観...

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