QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証グロースに12月12~18日のいずれかの日に新規上場する、ブルーイノベーション(5597)の概要を紹介します。
ドローンで設備点検、特殊環境でも制御可能
ドローン(無人航空機)などの遠隔制御システムを手掛ける。人が実施していた設備の点検や物流といった業務をドローンや無人搬送車(AGV)で代替し、業務の効率化や安全化、低コスト化をはかるサービスを提供する。社会インフラの老朽化や労働力不足などの社会課題を背景に需要拡大を見込んでいる。
複数のドローンなどを統合管理するソフトウエアプラットフォーム「Blue Earth Platform」が事業の軸だ。サービスは①プラント施設や送電線などを点検する「点検ソリューション」、②ドローン操縦を教える「教育ソリューション」、③ドローンが離着陸するドローンポートの導入など「物流ソリューション」、④新規事業創出の「ネクストソリューション」--の4つの分野で展開する。
主力は「点検」で、2022年12月期の売上高の36%を占める。全地球測位システム(GPS)が使えない屋内などの特殊環境でもドローンを制御できる高い技術力が強みだ。石油化学プラントや製鉄所、水力・火力発電所、ゴミ処理場など250以上の現場に導入されている。
沖縄電力や東急建設、トヨタ自動車、出光興産、大分県などと取引実績がある。
上場日は12月12~18日のいずれかの日で、4営業日前までに決定する。
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