QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証グロースに12月18日新規上場する、雨風太陽(5616)の概要を紹介します。
産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営
CtoC(個人間取引)プラットフォームの「ポケットマルシェ」の運営が主力。全国の農家や漁師が野菜・果物・魚介類などをアプリ上に出品し、消費者は生産者とスマホで調理法などについてやりとりしながら旬の食材を購入できる。すべての作業をスマホ上で完結できるのが特徴だ。2023年9月時点で全国1505の自治体にいる約7900人の生産者が登録し、ユーザー数は70万人を超える。
そのほか、生産者を特集した情報誌とその食材がセットで届く「食べる通信」や、生産者の出品した食材を返礼品として選び第一次産業を応援しながらふるさと納税もできる「ポケマルふるさと納税」も手掛ける。さらに、移住促進や観光プロモーションといった自治体支援サービス、生産者のもとへ親子で訪れ親はワーケーション、子供は農業・漁業体験などをする「ポケマルおやこ地方留学」などの事業も展開している。
岩手県議を務めた高橋博之代表取締役が東日本大震災をきっかけに2013年に設立したNPO法人が母体。15年に別途、株式会社を設立し、16年にポケットマルシェを開始。20年にNPO法人から事業を引き継いだ。本店は岩手県花巻市。生産者を媒介に都市と地方をつなぐことで地域を持続可能にし、活力ある日本社会を残すといった企業理念を掲げる。
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