【日経QUICKニュース(NQN) 張間正義】外国為替市場で円相場の上昇が目立っている。29日には1ドル=146円60銭台と9月12日以来およそ2カ月半ぶりの高値をつけた。米連邦準備理事会(FRB)が2024年の早い段階で利下げに向かうとの観測が高まりつつあり、歴史的な円安局面は終わりを迎えたとの見方も増えてきている。だが絶対的な日米の金利格差を掲げる円の弱気派はしぶとい。貿易統計を含む様々な指標から円の下落傾向は続くとのシナリオを維持している。 長期の為替レートを決定づける理論の1つとしてよく挙げられるのが購買力平価だ。「一物一価」を前提に、2国間のモノやサービスの価格が同じになるように為...
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