【日経QUICKニュース(NQN) 小松めぐみ】11月の外国為替市場で円の対ドル相場は荒れ模様だった。円の対ドルでのここまでの上昇率は昨年12月以来の大きさとなる。歴史的な円安が進んだ前年も米インフレ鈍化をきっかけに11月に相場が反転し、年末にかけて円買いが集まった。今年に入り再び円安・ドル高が進んだが、ここにきて米国の早期利下げ転換を織り込み始めた円相場は1年前と重なりつつある。
30日午前の円相場は1ドル=147円を挟んだ動きだった。151円台後半だった10月末と比べると3%の上昇で昨年11月の7.7%高、12月の5.4%高には及ばないものの大幅高となった。円は対ユーロではここまで...

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