【松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇物言う株主ペルツ氏、ディズニー取締役選任を再要求
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は30日、アクティビスト(物言う株主)のネルソン・ペルツ氏がウォルト・ディズニーの取締役への選任を再び要求したと報じた。ディズニーが経営改善策を示したため2月に要求を取り下げたが、それ以降に株価は下落したとしている。ペルツ氏が率いるトライアン・ファンド・マネジメントは約30億ドル相当のディズニー株を保有、複数の取締役選任を新たに迫ったと伝えた。
(https://www.wsj.com/business/media/nelson-peltz-announces-fresh-proxy-fight-against-disney-50699679?mod=hp_lead_pos6)
◇マクドナルド、7年かけ主力メニューの質を向上
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は30日、マクドナルドがビッグマックを含む主力メニューの質を大幅に向上させると報じた。7年かけバンズ、パティ、チーズ、レタスなどを全面的に見直し、米国市場で導入を開始したとしている。高品質の競合店の台頭で主力メニューの改善に動いたと伝えた。
(https://www.wsj.com/business/hospitality/mcdonalds-burger-new-menu-2400d22b?mod=hp_lead_pos7)
◇リスク資産にマネー流入、利下げ期待で投資家動く
英フィナンシャル・タイムズ紙は30日、米連邦準備理事会(FRB)や他の中央銀行によるインフレとの闘いの終わりが近づく中、投資家はリスクが高いとされる資産に資金を投入していると報じた。世界の株式相場は、月間ベースで新型コロナウイルスのワクチン期待に沸いた2020年11月以来の高いパフォーマンスを記録したとしている。米国ではS&P500種株価指数とナスダック総合指数が22年7月以来の月間上昇率になったと伝えた。
(https://www.ft.com/content/a061bd16-6d8a-4c65-ae23-86af9d6603f6)
◇メタへの警告停止、米連邦政府が共和党による訴訟回避で
米ワシントン・ポスト紙は30日、米連邦政府が外国の介入をめぐるメタへの警告を停止したと報じた。ロシアなどによる政治介入を阻止する政策を進めたが、米大統領選まで1年を切ったいま方針を転換したとしている。バイデン政権による大手ハイテク企業への接触を共和党が批判、訴訟を警戒したと伝えた。
(https://www.washingtonpost.com/technology/2023/11/30/biden-foreign-disinformation-social-media-election-interference/)
◇テスラ、サイバートラックを発表へ
米CNBCは30日、電気自動車(EV)大手テスラがテキサス州オースティンでのイベントでサイバートラックの詳細を発表すると報じた。マスク最高経営責任者(CEO)が独特な形と塗装なしのステンレス製ピックアップをプロモートするとしている。サイバートラックの開発を発表して以降、フォード、ゼネラル・モーターズ(GM)、リヴィアンが電気トラックの発売を先行したと伝えた。
(https://www.cnbc.com/2023/11/30/tesla-set-to-reveal-cybertruck-details-at-austin-deliveries-event.html)