【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】4日の東京外国為替市場で円相場は急伸し、一時は1ドル=146円24銭近辺と約3カ月ぶりの高値をつけた。足元で目立つのは対ユーロでも大きく円高が進んでいることだ。米国が遠からず利下げを始めるとの観測は欧州の金利先高観も後退させ、円を調達してドルやユーロ建ての高利回り資産に振り向ける「円キャリー取引」の巻き戻しを促す投機戦略を後押ししている。
円の対ユーロ相場は4日、一時1ユーロ=159円16銭近辺と11月上旬以来のユーロ安・円高水準をつけた。前週初めにつけた安値の163円台後半からは4円あまり戻している。円の上昇幅は同期間の対ドル相場よりも1...

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