【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】外国為替市場では2024年に向けて相場シナリオと取引戦略の策定が佳境を迎えている。円を含む極東通貨ではどうか。足元で欧米の利下げ観測が盛り上がってきた影響はここにも強くあらわれており、日本と他の国との絶対的な金利差を重視して円売りを先行させるか、日銀と他の中央銀行との政策の方向性が変わる可能性に焦点を当てて円を買うかで投資家の関心が拮抗してきたようにみえる。
複数の市場関係者に聞くと、今のところ欧米では前者、日本では後者へのウエートが高いとの印象を受ける。日銀の複雑な金融政策をある程度理解している日本では「ハードルは高くても日銀は政策正常化...
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