【NQNニューヨーク=矢内純一】今週(12月11~15日)の米株式相場は上値が重い展開となりそうだ。米連邦準備理事会(FRB)が2024年にも利下げに踏み切るとの期待が相場を支えるだろう。だが、主要3指数は年初来高値圏にあり、高値警戒感がくすぶる。12~13日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で早期の利下げ観測が修正されれば利益確定を目的とした売りが増えそうだ。 先週のダウ小幅高 長期金利の低下一服が重荷 前週のダウ工業株30種平均は週間で2ドル高となり、小幅ながら6週連続で上昇した。8日発表された11月の米雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を上回ったことで景気懸念が一服し、この日に...

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