【日経QUICKニュース(NQN)】上野剛志・ニッセイ基礎研究所上席エコノミスト 11月の米雇用統計は市場予想と比べてやや強い結果で、行き過ぎた米利下げ観測がわずかに修正された。日本の株高も円安材料となり、円売り・ドル買いが優勢となるだろう。 もっとも、米雇用統計は米連邦準備理事会(FRB)が利上げを終了した後、来年に複数回利下げするとの基本シナリオの変更を迫るほどの内容ではなかった。日銀によるマイナス金利政策の解除への警戒感がくすぶるなか、円安・ドル高が進めば利益確定の円買い・ドル売りも入りやすい。 FRBが12~13日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で明らかにする政策金利見通し(...

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