QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証スタンダードに12月22日に新規上場する、早稲田学習研究会(5869)の概要を紹介します。
関東圏で集団塾と個別塾を経営、大型校舎に強み
群馬、栃木、埼玉、東京で学習塾を運営する。小中学生対象の集団指導塾「W早稲田ゼミ」(ゼミ部門)、高校生対象の集団指導塾「W早稲田ゼミハイスクール」(ハイ部門)、小中高校生対象の個別指導塾「ファースト個別」の3つの業態を持つ。2023年10月末時点の校舎・教室数は計59。23年3月期の期中平均生徒数は1万7248人に達する。
1987年に群馬県太田市で開業し、栃木、埼玉、東京の順に拠点を広げてきた。23年3月期の売り上げ構成はゼミ部門が74%、ハイ部門19%、ファースト個別部門7%。東京都では個別指導塾のみ運営する。優秀な教師の採用・育成、オリジナル教材の開発に加え、大型の郊外型校舎が多いことが特徴だ。広い駐車場があり遠距離の生徒も集められるほか、校舎当たりの生徒数が多いため指導効率が高いという。
少子化で小中高校生の数は減少しているが、学習塾業界の売上高は底堅い。特に20年以降は小学校での英語の教科化や大学入学共通テストの導入、新学習指導要領の実施、新型コロナ下での学習補完ニーズなどを背景に業界の成長が加速しており、今後も伸びが見込めるという。
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