【日経QUICKニュース(NQN) 菊池亜矢】外国為替市場では2023年も22年に続き、歴史的な円安の年となった。対ドルでの円相場の下落は3年連続となる公算が大きい。24年はどうか。さすがに円安が一服するとの予想は多いが、ドル最強の構図が和らぐことによる相対的な円高にすぎない可能性が高い。これまで続いた円売りを巻き戻すほどの勢いはないとの見方が市場では支配的だ。
22年末に1ドル=131円ほどだった円相場は23年12月28日時点では140円台。3年連続で下落して23年を終えそうだ。ただ、来年の先行きを暗示するように28日は140円後半まで上昇し、約5カ月ぶりの高値をつけた。140円台に上昇す...

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