【NQNニューヨーク=川上純平】今週(1月16~19日)の米株式相場は上値の重い展開となりそうだ。根強いインフレ懸念を背景に米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ観測がやや後退している。主要株価指数は最高値圏に浮上しており、利益確定を目的とした売りが出やすい。 NYダウは上昇も上値は重く 前週はダウ工業株30種平均が週間で126ドル上昇した。米景気の先行きに対する楽観論が相場を支えた。しかし、2023年12月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を超過。インフレの沈静化には時間がかかるとの懸念が再燃し、早期利下げ期待は修正を迫られ、株価の上値を抑えた。 今週も株価は上値の重さ...

会員限定記事
-
POINT 01無料記事
(14,000本)
が読み放題 -
POINT 02オンライン
セミナー参加 -
POINT 03記事・銘柄
の 保存 -
POINT 04コメント
フォロー