【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】13日投開票の台湾総統選では対中国強硬派で与党・民主進歩党(民進党、DPP)の頼清徳氏が当選した。同氏の勝利は台湾海峡を巡る情勢の不安定化を連想させるが、総統選と同時に投開票された立法委員(国会議員)選でDPPは過半数をとれず、16年ぶりに与党と最大党派が異なる「ねじれ」となった。対中国で極端な政策は打ち出されないとの思惑から台湾の金融・資本市場は冷静に受け止めている。円相場などの主要通貨も落ち着いた動きだ。
総統選が迫っていた2023年11月以降、将来の為替レートを予測する通貨オプション市場である異変が起きた。対台湾ドルでの米ドルのコール...

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