【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】外国為替市場で円の下値模索への警戒感が意識されている。日銀が将来のマイナス金利解除に向けて着実に歩みを進めるなか、円が一本調子に下落基調をたどるとの確信が持てないためだ。日銀が大規模緩和を正常化し日米の金融政策の方向性の違いという円売りの大前提となってきた環境が変化すれば、政府・日銀が新たな円買いの為替介入の大義名分を得るとの見方も円売りをためらわせている。
24日の外国為替市場で円相場は一時1ドル=148円台前半に下落した。主因はドル高だ。前日のニューヨーク市場では米景気の底堅さを背景に米長期金利が上昇し、ドルはユーロや英ポンドなど幅広い通貨に...

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