QUICK企業価値研究所アナリスト 伊藤健悟(2024/02/05)
・サマリー
24/3期の連結業績について企業価値研究所では、従来予想をコア営業損益が700億円の赤字→1500億円の赤字(前期は928億円の黒字)、純損益が950億円の赤字→2500億円の赤字(同70億円の黒字)へ引き下げる。この期は従来から大幅な業績悪化を見込んでいたが、エッセンシャルケミカルズ部門で持分法適用会社であるペトロ・ラービグの業績が想定以上に悪化しているほか、医薬品部門も拡販の遅れなどで厳しく、構造改革費用の積み増しもあって一段の業績悪化が避けられない見通しだ。25/3期以降の業績は徐々に上向くものの、当面は厳しい環境が続くと考える。
・アナリストの投資判断 ~収益改善策の効果をにらみながら、上値の重い展開に
厳しい事業環境の中で同社の株価は大きく下落。直近では24/3期3Qの連結実績PBRで0.5倍弱と割高感はないが、通期で一段の損益悪化が避けられないうえ、医薬品部門での損失が膨らむ可能性も残る。このため当面は同0.5倍程度の評価にとどまり、収益改善策の効果などをにらみながら上値の重い展開が続くと考える。
(提供:QUICK企業価値研究所)
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