【日経QUICKニュース(NQN) 小松めぐみ】円相場が1ドル=150円台後半まで下落した。日本政府・日銀による円買い介入も意識されつつあるが、2024年に入ってからの円安・ドル高局面では22年に介入した水準を次々と突破している。当時、介入に動いた最も円が安い水準である151円台後半が近づきつつあるが、介入警戒には「慣れ」も漂っている。
2月13日の海外市場では150円88銭と23年11月中旬以来、3カ月ぶりの安値をつけた。同日発表の1月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測が後退した。米長期金利は4.3%台に上昇し、円売り・ドル買...
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