業績改善のダイフク、新中計に高まる期待感（日本株ストラテジー）
【QUICK Market Eyes 平井啓一朗】物流倉庫の自動化などを手掛けるダイフク（6383）が２月８日、2024年３月期連結業績（国際会計基準）の各利益見通しを上方修正した。
■ 業績改善のダイフク、新中計に高まる期待感
北米での値上げ効果などにより23年10～12月期で採算が改善し、純利益は減益見込みから一転して前期比微増の415億円と過去最高を更新する見通しとなり、翌９日の株価は13％高となった。５月に発表予定の新中期経営計画（新中計、３カ年）でさらに意欲的な成長目標を示すか市場の期待感は高まっている。
■改善した「北米の収益性」
同社の北米法人の23年４～12月期業績...
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